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2012年12月29日

家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ

 さて、いつも波に乗り遅れる私です。
今回も例に漏れず、コスタ・レッグリグの波に乗り遅れました。

と、言うのも。この装備の存在を知った当時、コスタがどういった理念でこの装備を扱っているのかを理解できていなかったからです。
時は過ぎ冬になり、装備を再考察している上でやっとその真意を見出すことができた次第です。後の記事で、それは書こうと思います。

しかし、既にルーダスの純正コスタ・レッグリグは完売。
入手はどう考えても困難で、正直諦めておりました。

が、偶然TRICE様のTRICE =Machine Works=で自作を行っていることを知り、「これなら私でもデキル!」 と早速実行。

 制作方法についてはTRICE様のブログでも紹介されているので、ワザワザここで書く必要はないのですが...
工夫してみた点もあるので紹介がてら、書いてみます。


 さて、こちらが今回用意した素材等です。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
FLYYEのレッグパネル。これをコスタ・レッグリグサイズに加工します。
TACOマグは実物を購入しました。

 まず、ベルトループを完全に絞り、余分な長さをカットします。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
多少余裕を持たせて、ベルトの種類に対応できるようにしましょう。
カットした部分はライターで炙っておくと、ほつれることなく作業を進めることができます。

 次に、ベルトループの端末処理をしておきます。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
アイロンは高温すぎると素材であるコーデュラが溶けてしますので、低温で何回かアイロンを当ててクセをつけましょう。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
カットしたままだと、運用中にゴムバンドからベルトが抜けて、最悪ストッパーから抜けていってしまうことも考えられます。案外重要な工程です。

 先ほどカットしたベルトの一本を、本体下部の端末処理に使います。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
本体の横幅にあわせてカット。次の工程でアイロンをかけるので、縮むことを考慮して数ミリ長くカットしておくと良いです。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
写真のようにV字に折ってアイロンをかけます。これで本体下部をサンドイッチすることで、見た目もさることながら丈夫に出来るわけです。
熱で反り返ってしまってますが、縫う段階で修正できるので大丈夫です。

 さて、本体をカットする前に、一手間加えます。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
カットを予定している場所の数ミリ上を、ミシンで縫っておきます。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
この作業をしておくことで、本体をカットしても裏面のメッシュポケットがずれたり邪魔になったりすることを避けることが出来るのです。

 本体のカット。ウエディングケーキのカット並みに緊張する一瞬。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
ちなみに私は未婚です。

 さて、これがレッグパネル製作の最終工程。
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
V字にしたベルト部分で本体下部をはさみ、ミシンで縫っていきます。
反り返っている部分を抑えつつ、まっすぐ縫っていきましょう。
丈夫にするために1往復分縫い、両端は5.6回返し縫いしました。

 レッグパネル完成!
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ


 マリスクリップの硬さにひぃひぃ言いながらTACOマグを設置した図。 
家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ 家庭用ミシンで作るコスタ・レッグリグ
この状態で、今後運用していく予定です。

真ん中のライトは、今までプレキャリの右側際前方に設置していました。
が、その位置でもセカンダリのドロウ時に邪魔だったのでこちらに移動。
後に記事にする「装備のレイヤー化」でも書く予定ですが、プレキャリを着ない場合のハンドライトの所持の為でもあります。


 この装備は、早速12/30に参加予定のバトルシティーユニオン定例会で運用する予定です。

 予報では雨になるかもしれないので、U-BOXという案も出ています。
どちらにせよ、うまく製作できたと思うので、楽しみですね。

 明日から早速東京入り。コミケは毎度のことスルーで、ガンショップ巡りの後、メロンブックスで新刊を漁ろうかしら。




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Posted by PhysisKITE at 00:26│Comments(9)装備関連
この記事へのコメント
お久しぶりにございます、ラセットです!
TACOマグリグ黒にされたんですね!
黒もまたかっこいいなぁ……
実は僕もコミケはスルーなので秋葉原当たりを徘徊しようかと考えているのでもしかするとお会い出来るかもしれませんね!w
Posted by ラセット at 2012年12月29日 00:54
お久しぶりです! 復帰致しました。

自分の装備では腰回りは黒で統一しているため、今回も黒で制作してみました。
実際装着してみても、中々のできでしたよぉおおー。

おお、是非会っておきたいですな!
前回渡せなかった物がありまして...
Posted by PhysisKITE at 2012年12月29日 12:00
お帰りなさいw

装備品自作とはこれまた凄いですねぇ

ミシンは家庭用の物でちゃんと出来るんですね~

でもナイロンテープとか厚くて針折れたりしませんか?

折れないなら本官もサバゲ用品ではありませんがちょっと造ってみよっとw
Posted by 半ダース軍曹 at 2012年12月30日 09:09
>前回渡せなかった物
えっ……?(期待の目
何かありましたっけ……?
今日は少し遅くなるかもですが明日は丸一日フリーの予定ですのでー!
Posted by ラセット at 2012年12月30日 12:14
 おお、お返事遅くなって申し訳ありません...

>>半ダース軍曹 様

 縁の部分では生地が重なっており、とても硬くなっています。
なので、ミシンが何度か「ガガガガッ」と嫌な音を立ててスタックしましたw
いやあ、折れなくて良かった...

一応、私の家にあったミシン針で一番太い物(16号)を使用しました。


>>ラセット 様

 秋葉原ではどうもでした!
結局ライトは、また別の物になりそうだったりします...
いまだに私の銃の外装は発展途上なもので。
Posted by PhysisKITE at 2013年01月03日 21:52
自作というキーワードを見つけてお邪魔しました。

厚くなった部分を縫うときは最低速度で!
針が折れるばかりか、
上糸と下糸のタイミングがズレて、
最悪縫えなくなります。
ご注意下さい。

自分は針を折った時点で観念して、
ミシンを修理に出しました。
タイミング調整で3000円位でしたよ。
Posted by SheepdogSheepdog at 2013年01月04日 00:05
 Sheepdog 様、どうもはじめまして!

 さすがに作業中、スタックが起きた後は、厚い部分は一針ごとに針を止めて縫いました。
一発目で折れなかったのは幸いでしたね...

自分のミシンではないので、壊さなくて良かったです。
Posted by PhysisKITEPhysisKITE at 2013年01月04日 00:20
初めまして、私もミリタリー系ブログやっている者です。
レッグリグ製作っすかΣ( ̄ロ ̄lll)
その手があったとは・・・。
私はそんなことできないんで高い金を払って購入いたしました。
自分で製作できると色々カスタム出来そうで羨ましい限りです♪
Posted by レッグリグ装備中”トルゥードン” at 2013年05月30日 02:39
 トルゥードンさん初めまして! 遅すぎる返事になりますが...

 最近は購入できるくらいに供給が上回るようになったので本当に良かったですよね。

実は私も買おうかすごく迷ってます。
作って似たようなものがあるのに...でも実物欲しいし...でも作ったの無駄になるし...ってな感じですw
Posted by PhysisKITEPhysisKITE at 2013年09月22日 22:10
 
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