2014年01月09日
HUNTEDトラッカーナイフ(ダミー) 製作委託
映画「HUNTED」で登場するトラッカーナイフという物があります。

映画で登場するものとは若干デザインが違うのですが、TOPSのモデルがカッコよくて欲しいなぁと思っていた時期がありました。
しかし、私はそんなに頻繁にキャンプやハンティング等をする人ではないので、買うまでには至りませんでした。
そんな時、ChicksメンバーであるDAGGER氏が、プラスチック板でダミーナイフを作っている話を聞いたわけです。

上の写真は話を聞いた当時彼が製作していたSTRIDERモデル。
ダメ元でトラッカー製作を頼んでみたところ、引き受けてもらえました。
公開されているスペックと、写真から得た目分量で設計したそうです。


あるナイフショップの写真を参考にしてもらいました。
次は、プラ板からの切り出し工程。

こういった方法は、確かほとんどカスタムナイフの製作手順の一種と変わらなかったと思います。
刃付けと整形。


ダミーナイフのため、この時点で刃付けをします。刃付けといってもあくまでもダミーのため、若干の丸みを帯びたエッジになっています。
後の写真に出てきますが、この時点でTOPS独特の背部のセレーションも加工したそうです。トラッカーの特徴でもあるトラッカーポイントと呼ばれる刃の段差もここで完成されます。
グリップの製作。

正直なところ、ナイフ本体の部分だけ作ってもらえるのだと思っていたので、グリップまで作ってもらえたのには嬉しい驚きでした。
着色、仕上げ。

刃や本体の黒色着色の後、粗さの違う2種類のサーフェイサーを吹き付けて実物の質感を再現したそうです。触り心地もサラサラで気持ちいいです。
刃の部分は素材の色をそのまま残しています(白)。そしてグリップを留めているスクリューは、なんとチタン製だそうですw
完成後、この前のDESERT UNIONの新春定例会で現物を受け取りました。そのために無理にスケジュールを組んだと言っても過言ではない。


予想以上の完成度で驚きです。刃の色は塗ってしまってもいいと言っていたのですが、私はこのままでもいいんじゃないかなと思ってます。
セレーションの掠れ具合も、私的には気に入っています。
今度はCoD:Ghostのモデルを作って欲しいなぁみたいな話もしました。

ちょっと調べてみたら、米本土Amazonでは当該モデルが普通に販売していてビビりました。日本からは買えないよなぁ... 実物だし...
(記事投稿約30分後追記:日本でもこのモデルを販売しているネットショップを見つけましたが、既に売り切れ。ですよね~)
映画で登場するものとは若干デザインが違うのですが、TOPSのモデルがカッコよくて欲しいなぁと思っていた時期がありました。
しかし、私はそんなに頻繁にキャンプやハンティング等をする人ではないので、買うまでには至りませんでした。
そんな時、ChicksメンバーであるDAGGER氏が、プラスチック板でダミーナイフを作っている話を聞いたわけです。
上の写真は話を聞いた当時彼が製作していたSTRIDERモデル。
ダメ元でトラッカー製作を頼んでみたところ、引き受けてもらえました。
公開されているスペックと、写真から得た目分量で設計したそうです。
あるナイフショップの写真を参考にしてもらいました。
次は、プラ板からの切り出し工程。
こういった方法は、確かほとんどカスタムナイフの製作手順の一種と変わらなかったと思います。
刃付けと整形。
ダミーナイフのため、この時点で刃付けをします。刃付けといってもあくまでもダミーのため、若干の丸みを帯びたエッジになっています。
後の写真に出てきますが、この時点でTOPS独特の背部のセレーションも加工したそうです。トラッカーの特徴でもあるトラッカーポイントと呼ばれる刃の段差もここで完成されます。
グリップの製作。
正直なところ、ナイフ本体の部分だけ作ってもらえるのだと思っていたので、グリップまで作ってもらえたのには嬉しい驚きでした。
着色、仕上げ。
刃や本体の黒色着色の後、粗さの違う2種類のサーフェイサーを吹き付けて実物の質感を再現したそうです。触り心地もサラサラで気持ちいいです。
刃の部分は素材の色をそのまま残しています(白)。そしてグリップを留めているスクリューは、なんとチタン製だそうですw
完成後、この前のDESERT UNIONの新春定例会で現物を受け取りました。そのために無理にスケジュールを組んだと言っても過言ではない。
予想以上の完成度で驚きです。刃の色は塗ってしまってもいいと言っていたのですが、私はこのままでもいいんじゃないかなと思ってます。
セレーションの掠れ具合も、私的には気に入っています。
今度はCoD:Ghostのモデルを作って欲しいなぁみたいな話もしました。


ちょっと調べてみたら、米本土Amazonでは当該モデルが普通に販売していてビビりました。日本からは買えないよなぁ... 実物だし...
(記事投稿約30分後追記:日本でもこのモデルを販売しているネットショップを見つけましたが、既に売り切れ。ですよね~)
Posted by PhysisKITE at 20:06│Comments(2)
│その他のカスタム
この記事へのコメント
DAGGERさん凄い方なのですね……!
自分もダミーの手斧の制作を計画しているのですが不器用が災いして頓挫しております……是非ともご教授頂きたいですね……!
自分もダミーの手斧の制作を計画しているのですが不器用が災いして頓挫しております……是非ともご教授頂きたいですね……!
Posted by ラセット at 2014年01月10日 10:53
基本的には本物のカスタムナイフを一枚板から作り出す方法と変わらないそうです。
事前に設計を良く練って、その通りに切り出して調整していくようにすれば、イメージに近い物ができると。
後は形を整える根気と根性...w
事前に設計を良く練って、その通りに切り出して調整していくようにすれば、イメージに近い物ができると。
後は形を整える根気と根性...w
Posted by PhysisKITE
at 2014年01月11日 15:04
